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〔座談会〕高専卒メンバー

工事が完了した時に
本当に「働きがい」を感じる
学校で学んだ基本的な
知識を活かせる

高専卒の社員に、就職活動の様子や入社の決め手、業務のやりがいなどを語ってもらいました。

参加メンバー

Mさん
2019年入社
Sさん
2021年入社
Tさん
2022年入社

Q.皆さんの仕事の内容について教えてください。

Mさん:私は浜松市南区にある天竜工場でインフラ関係の設備の管理業務を担当しています。建物、電気、ガス、空調などの新設や更新改修の企画立案から実行、コスト管理、それに付随する固定資産の管理業務を行っています。また、突発修繕にも対応しています。

Sさん:私も概ねMさんと同じで、豊岡工場で電気関係のインフラの管理を担当しています。また豊岡工場へ工場見学に来られた方の対応も行います。

Tさん:私は本社に勤務し、本社構内で行われる工事管理や社員寮の工事管理を担当しています。他にもパソコンや携帯電話などの情報機器の管理も行っています。

Q.ご自身の「働きがい」について教えてください

Sさん:工事というのは工事期間だけが業務と思っていましたが、計画の立案から当日までの準備、打ち合わせ、工事管理があって、ようやく着工になります。工事期間が長い工事では半年ずっと打ち合わせし続けて、ようやく完了した時には本当に「働きがい」を感じます。

Mさん:私は、昨年、サブのサブぐらいの立場で長納期工事の最初の概略を決めるところから携わりました。その工事が終わった時には、よく頑張ったなと思いましたので、これが働きがいを感じたということなのだと思います。現在も、2年ぐらいかけて計画している工事がありますが、それが終わればきっと「よく頑張った」と言えると思います。
また、コロナの影響で納期が不安定なものもありスケジュールが決まっている中で対応するのはとても不安です。材料費も高騰しているので、工事が始まる前や途中は、とても心配な気持になりますが、工事が終わると「ちょっと、ここが残念だったかな」と反省する一方で、「よく纏められた、きれいにできた」と自分を褒めることもします。

Tさん:私は、配属された当初はいつでも先輩の後ろにくっついて、業務を覚えるところからやっていましたが、小さいことですけれど、その教えられた業務が1人でできるようになった時に「働きがい」というか頑張った結果として成長していると感じることが多いです。また、今、本社構内で行っている工事の担当を任されています。その工事は今年度中に終了予定ですが、それが終わった時、お二人がおっしゃったように、「頑張ったな」と働きがいを感じることが出来るかなと思っています。

Q.学校での学びは仕事でどのように(どんな時に)活かされていますか

Mさん:学校での学びが具体的に活かされていることはインフラ関係の業務です。主に電気主任技術者のような電気関係の資格取得には具体的な知識が必要なので、そこで学校で学んだことが役立っています。また、学生経験や卒業研究の中で身につけた「自分で考えて行動をする、実行をする」ことが、今の業務で活きていると思います。

Sさん:そうですね。工事の設計資料や特記事項などを読む時には、電気の基本的な知識が活かされていると思います。また学校でExcelやWord、Teamsなどを使っていましたので、入社してすぐにそういったソフトウエアに対応することもできました。

Tさん:毎週行われる工事の定例会などで、電気設備の図面を見る事が多く、詳細な部分はわからないこともありますが、大まかな構成のようなものは、理解することができますので、そこで学校で学んだ知識が活かされていると思います。

Q.会社に入って取り組んでいることがあれば教えてください

Mさん:Sさんも感じられていると思いますが、電気のことしかやっていなかったので、それ以外の知識があまりないと感じていました。今は、その知識を積み上げていくことに取組んでいます。知識のないまま業者任せにすると何が起こるかわからないことがありますし、先輩社員や現場の人に聞かれた時にすぐに答えられるようになりたいと思っているからです。自分の専門とは違うところを学んでいくことに大変さを感じていますが、今も勉強には励んでいます。

Sさん:そうですね。Mさんのおっしゃるとおりですね。私が配属された総務事業部は思った以上に幅広い業務があり、電気だけやるのかなと思って入社したら、学ぶことが沢山あるので、それが一番大変かなと思います。

Tさん:定例会では建築の専門用語が飛び交っていますが、最初は何を言っているのか全く分からないので、そういうところをメモして調べての繰り返しです。

Q.入社前と入社後の当社の印象には違いがありますか

Mさん:私の場合は電気のインフラの仕事をやりたいと思いYCSの電気主任技術者の求人に応募して入社したのですが、入社をしてみると電気以外の仕事も沢山あったところに、とてもギャップを感じました。 建築関係を全く知らないけれど、建築関係に携わらせてもらえたり、知識がない給排水のことも担当させてもらえたりするところは、何でも興味を持てる自分の性格にとても合っていると思います。 また、入社前は技術系のご年配の方は伝統や慣習を重んじる方が多いのかな?と思っていまして、入社時は年の離れた方と上手くやっていけるかなとも思っていましたが、いろいろ困った時に「助けて」と言うと、本当に孫の様にかわいがって頂いています。心優しい人が大勢いらしてとても温かい職場だなと感じます。

Tさん:そうですね、私も全く一緒です。本当に様々な仕事があることにギャップを感じました。働き方で言えば、就職説明会の時に「ワークライフバランスを大切にしています」と説明を受けた時は「そこまででも無いでしょう」と思っていましたが、実際に入社してみたら本当に周りの先輩方も定時で帰られるし、フレックス制度を活用して生活スタイルに合わせた柔軟な働き方をされていて、本当にワークライフバランスを大切にしているんだなと思いました。

Sさん:私も全く同じです。電気関係の仕事だけを担当するのかと思っていましたが、電気関係以外の業務が増えているな、というのはギャップですね。 それと、T君と同じ感想ですが、休みが本当に多いです。私は土曜日から2泊3日で出掛けて月曜日に帰宅する予定を組むことが多く、月曜日に休み過ぎかなと気にしていますが、周りの方からそのようなことは言われたことなく、いつもどうぞどうぞ、という感じでとても休みやすいです。そういう会社もあるんだなというのは感じました。

Q.就職活動でPRしたポイントを教えてください

Mさん:私は学生寮に5年間住んでいましたが、とても厳しい掃除を5年間やっていた話をしたら、とても盛り上がりました(笑)。自分の印象を強く残すために、自分にしかない強みを用意しておくと良いと思います。

Sさん:私は昔ピアノやっていたので、ヤマハの楽器が大好きですと言った記憶があります。もちろん本当に大好きですよ。家にもありますし。 志望理由をきかれ、「電気の勉強を5年やっていて楽器が好きで、電気関連の仕事ができるところは御社しかないです」とPRしたと思います。志望理由を素直に正直に話しました。

Tさん:私の場合は「高専でしかできないこと」みたいなことを話そうと思って、電気電子工学科の4年生の時に参加したアナログ回路設計コンテスト、いわゆるPBLというものですが、その話をしました。 一学年4人班に分かれて回路を設計して、その回路の評価をして得点つけてランキングを競うものですが、それを班員協力して頑張ったことをPRしたと思います。

Q.休日の過ごし方は?

Tさん:私は楽器が趣味なので、家で楽器をさわっていることが多いです。あとは友達と遊びに行きます。また、よく音楽のアーティストのライブに行きますが、そのライブが平日の日程しかない時には有給休暇を使って行きます。

Mさん:いつもの休日はあまりアクティブに動くことがなくて、ほぼ毎週洗車をして、半日終わらせているぐらいです。(笑)カメラが趣味で、季節ものの風景を、度々撮りに行ったりしていますが、有給休暇を使うと平日で人が少ないタイミングで遊びに行けるので、ストレスなく、思う存分に写真撮ったり、ドライブ行ったりできます。もうそろそろ桜の時期になるので、桜を撮りに行こうと思います。去年の秋ごろまでは、必死で資格の勉強をしていましたので、これからはその分休みを満喫しようと思っています。

Sさん:私も土日はライブ行ったり、県外に遊び行ったり、友達と遊んだり、という感じですね。県外に遊びに行く時に有給休暇を使います。直近では関東の方に2泊3日で遊びに行って千葉で魚を食べてきました。

Q.就活生の方へメッセージをお願いします

Mさん:私は、自己評価ではなく、他己評価というものをしていました。自分がどう見られているか、自分がどういう行動をしていたのかを、周りの人に聞いてメモ用紙一枚にまとめ、それを元にもう一回自己分析をしたものをエントリーシートに書き、長所と短所を把握した上で、面接ではこう言おうと考えていました。周りに評価をしてもらうことを、やっておいた方が良いと思います。

Sさん:私の世代がちょうどコロナが直撃の世代で、準備していた就活の内容と大きく変わってしまいました。面接は急にオンラインになり、パソコンやマイクの用意を求められ従来と違う方式の試験になりました。 まっさらの状態で就活に臨むような状況になったので、準備しすぎて損することはないと思いました。いろんな企業の面接の対応やテストの準備をしておくとよいと思います。

Tさん:私は最初、就活を始めた時にどんな仕事をしたい?というようなビジョンがあまりありませんでした。まずは、いろんな企業のことを知ろうと思い、学校で求人票などを色々調べていくと、「こういう仕事をしているところもあるんだ」と新しい発見がありました。そういうところから企業について調べることが一番大事かなと思います。そして自分が、「こういう仕事ならやってみたい」と思える中で選んでいくのが大切だと思います。

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